女性コーラスグループRoys、“声の3原色”が織り成す熱い夜の宴

音楽

 女性3人組コーラスグループのRoysが15日、東京・渋谷TSUTAYA O-nestで、自身初のワンマンライブ『I’ll be there』を開催。昨年9月に配信シングル「Can’t you say」でデビューし、今月16日に1stシングル「I’ll be there」でCDデビューを果たした。その記念すべき日を前にグループ初となるワンマンライブで全15曲を披露。“声の3原色”とも呼ばれる彼女たちの個性豊かな声のハーモニーとともに、ロックやポップス、バラードなど様々な顔色を持つ彼女たちの音楽の魅力とパフォーマンスを見せて観客を魅了した。【取材=松尾模糊】

“声の3原色”のハーモニー

Roys

 会場は開演を前に多くの観客が押し寄せ、熱気で満たされていた。ステージにバンドメンバーが登場し、それぞれが定位置に着くとRisa、Arin、Sayuriが登場し、Arinの歌い出しから始まる「Season」を披露。続いて、Sayuriが「楽しんでいってください!」と呼びかけ、Risaが生まれて初めて書いたという曲「イマココ」を歌唱。Sayuriのラップが曲のアクセントとして効果的に響き、会場のボルテージを上げた。

 Arinが「ようこそ、Roys初のワンマンライブへ」と挨拶し、それぞれが自己紹介。趣味が料理と読書だというArinに対してSayuriが「この間、家に遊びに行った時に『お腹空いたでしょ?』と言って15分くらいしたら手作りのカスタードパイが出てきました」とエピソードを語り、観客から感嘆の声が上がった。

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 そして、Arinが手掛けた曲「Sign」と「I’ll be there」を立て続けに披露。ピアノの切ないフレーズがリフレインするミディアムバラードの「I’ll be there」では、“声の3原色”とも呼ばれる彼女たちの個性豊かな声がコーラスワークで会場に響き渡るハーモニーを生み出し、観客もその音色に聴き入っている様子だった。

 Risaが「皆さんも一緒に楽しく身体を動かしていきましょう」と手を上下に動かす振付をレクチャーして「気分予報100%」をパフォーマンス。ポップナンバーとともに会場の一体感を演出した。

ワンマンで見せた新たな魅力

 ライブの中盤では、Arinが「ちょっと雰囲気を変えてオリエンタルな曲を」とコメントし、ファンキーなベースラインと海辺の景色を連想させる歌詞が印象的な「オーシャン」を歌唱。続く「Player」では、ArinとRisaが赤とピンクのベールを用いたダンスパフォーマンスを披露。また一味違う彼女たちの魅力を見せた。

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 ここで、Risaが「大切な誰かの顔を思い出して、優しく、温かい気持ちになってくれたら」と想いを語り、アコースティックギターのサウンドが印象的なミディアムバラードの「君へ」を歌唱。切ない恋心を優しく歌い上げた。

 Arinが「ラストスパート行きましょう!」と煽り、ロックなアッパーチューン「Only」を披露。Sayuriも「声出していきましょう!」と呼びかけ、観客も手拍子で身体を揺らして応える。そして、Sayuriが演奏とともに歌いながらバンドメンバーを紹介し、デビューCD「I’ll be there」の収録曲「ROYS」で本編を終了。

 アンコールではデビュー曲「Can’t you say」とシンセサウンドが心地よく響くポップナンバー「シンデレラ」をパフォーマンスし、初となるワンマンライブのステージを締めくくった。最後は観客に手を振りながら3人は頭を下げ、「また会いましょう、ありがとうございました」と感謝の気持ちを告げてステージを去った。